こちらは、昨年の年末に当店で車検整備を行いましたE82 135iのお客様のブレーキキャリパーオーバーホール作業を
行いました。車検整備時にブレーキ点検をしたところ前後ともダストシールが写真のような状態で部品取り寄せとなり
入荷したので再入庫で作業となりました。こちらのお客様は、FSWレーシングコースでサーキット走行をしているので
ノーマルのブレーキキャリパーで走行するとダストシールが高熱に耐え切れず このような状態となりました・・・
このままで走行するのは、危険な状況となるので即交換をお勧めします!まずは、キャリパー前後を取り外して
キャリパーからピストンを外していきます。ピストンは、清掃をして点検をして問題無ければ新しいシールを使用して
組み付けをしていきます。ちなみにE82 135iのキャリパーは、ブレンボが生産しております。
キャリパーオーバーホール作業時に同時にブレーキパッドは、新品に交換しました。こちらのパッドは、
エンドレス製品のMX72プラスを使用しました。MX72プラスは、ストリートからサーキット走行まで
フルカバー出来てブレーキの効きも安定していてブレーキタッチも使用しやすい効き重視のパッドとなります。
ブレーキフルード交換及びエア抜きは、エンドレスRF650にて圧送チャンジャーを使用して作業しました。