F87M2のお客様の走行距離10万キロオーバーメンテナンスでエンジンマウント交換とミッションマウントの
交換を純正部品使用で作業しました。このタイプのエンジンマウント構造は、金属とゴム製品の組み合わせで
ゴム部分の劣化は、10万キロも走行するとありますので交換をお勧めしております。外見上での判断が分かりにくいので
今回は、走行距離で判断して交換しました。エンジンマウントは、エンジンの熱の影響を受けやすいので
ゴム部分の劣化は、他の部分よりは、早い傾向です。エンジンマウント交換と同時にミッションマウントの交換を
行いました。交換の際には、BMW専用テスターから既定の締め付けトルクを調べてトルクレンチ使用にて締め付け
取り付けを行っております。
同時にこちらも10万キロ超えのお客様にお勧めの整備内容のフロントのハブベアリングを交換しました。
交換によりフロントの脚の動きというかフロントタイヤがしっかりグリップしているのがわかり
ハンドリングがリニアに分かりやすくなりました。真っ直ぐ走る体感度も高くなります。
ベアリングの劣化が進み過ぎた場合は、フロントから異音が出るのでご注意を!
テンションアームがピロボールになっていてピロのガタが出てきたのでフロントテンションごと
純正部品の新品に交換をしました。交換後は、アライメント調整をして綺麗な数値が出ました!
お客様のご依頼で同時にクーラント交換とベルト、テンショナー、プーリーの交換をして作業後に試走を行い
再度リフトアップして作業後の点検と増し締めを行い完成して納車となります。